イラストレーター、エイイチさんを紹介します!

おや?インタビューを受けているこの男性。どなたでしょうか?

この方がエイイチさん。フリーのイラストレーターさんです。イラストは独学ながら、優しい風合いの人物がとても印象的に描かれます。絵本のイラスト、駅で見かけるポスター、本屋に並ぶ様々な本のイラスト、そしてテレビに使われるイラストまで、幅広くたくさんの作品を制作しています。先日お伺いした『いっしょのちがうもの』のイラストも、KotitiA.comのロゴマークを作ってくださったのもエイイチさんです。


駅で見かけるあのポスター!!

こちらのポスター、都内や近郊の駅で見かけたことはありませんか?

これが、おそらく皆さんが一番目にすることができるエイイチさんの作品なのではないでしょうか。エイイチさんがこのポスターに携わったと知るとエイイチさんのフェイスブックでは次々に目撃報告が投稿され、大きな話題になりました。

みなさんも都内近郊の駅に行く際には、探してみてはいかがでしょうか?

『いっしょのちがうもの』

絵本の制作は何度か経験しているエイイチさんですが、今回の「食物アレルギーを知る絵本」ではイラスト一つ一つにとても時間がかかったそうです。相談しながら交換した原稿の数は数え切れないほど。一部の原稿は10稿以上と言います。1ページ1ページを丁寧にとても多くの時間頭を悩ませたそうです。

例えばこちら。主人公アレックがアレルギーになってしまう食べ物を食べた時の表情や体の様子を描いたものです。

左のイラストでは目がぐるぐる、体が震える、倒れてしまう等の表現が見られます。けれど相談を進めると、実際に食物アレルギーの子供が見せる症状とイラストが異なることがわかりました。そこで絵をより状況が似たものへ変更しました。今回携わった『いっしょのちがうもの』は食物アレルギーを正しく知ってもらう目的の絵本なので、こうした細かい点に特に注意する必要があります。

普段はあまり料理をしないというエイイチさん。食事が出るシーンでは実際にアレルギーの子供が食べられるメニューとそれ以外の普通のメニューを考えてもらい、そのメニューに沿ったイラストを描いていました。また共に取材した森村さんと私は教室のシーンに描かれた時間割に「国語が多い!」と笑ってしまいましたが、これも実際に今の小学校の時間割に沿ったものでした。

奥さんや4歳の息子さんにも絵本を見せ、読む側のリアルな意見も取り入れたエイイチさん。息子さんや他の子供達のために、とトカゲやセミなども描きました。完成した絵本を読んだ息子さんはやはり食いついたそうです。

『いっしょのちがうもの』正しく食物アレルギーの知識を

あのテレビのイラストも!?

フリーのイラストレーターとして活躍するエイイチさんですが、テレビのイラストを描きたい気持ちからテレビ用のイラストを描く会社にも所属しています。

*エイイチさん提供(画像を一部加工しています)

K-work株式会社はテレビ番組制作会社を親会社に持つ、テレビ用のイラストを制作する会社。エイイチさんはこの会社で、皆さんも知るかもしれない様々な番組のイラストを描いています。芸能人の似顔絵や動物、状況を説明するイラスト等、様々なイラストを制作する機会がある点が面白い、と語ります。

もしかしたら普段見ている番組の中で使われるアニメーションやイラストの中に、エイイチさんが描いたものが登場しているかもしれません!


エイイチさん公式ページ

エイイチさんのツイッターやインスタグラムでは、息子さんとのほっこりエピソードがイラストで描かれています。時折ツッコミで登場する奥さまを含むほのぼのイラストはおすすめです!

ホームページ http://a-ichi.jp/

ツイッター https://twitter.com/proceed_A1

インスタグラム https://www.instagram.com/eiichi_takahashi/

樋口夏穂 登録者

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