佐川国税庁長官、何をしたの?


キーワード:森友学園問題

2016年に発覚した、国が持っていた約9億円の土地を激安とも言える約1億円で買ってしまった学校法人森友学園と、売った国の関係者が全ての疑惑をうやむやにしている問題。なぜ8億円ものお金が値引きされたのかは未だにわかっていない。値段が適切だったかかどうかが注目される。多くの政治家が関わっていて、なにか良くない取引があったのではないか、と言われている。


さて、最近何かと話題の国税庁長官、佐川宣寿(さがわのぶひさ)氏。何故彼は話題の人物となっているのでしょうか?

森友問題の発生した当時、財務省理財局長(ざいむしょうりざいきょくちょう)という、国のお金の管理をする部署のトップの人でした。トップということは責任があります。

森友学園に渡った土地の問題は、この人が責任をもっていたのにも関わらず、国会で森友学園問題が話題になった時に「記録はありません、無くなりました、捨てました」等と発言し、政府に不利な情報を見えなくしてしまったとしているのです。しかし、なんと佐川長官が「無い」と言った書類が実は近畿財務局にあったことがわかりました。佐川長官はたくさん嘘をついていたことになります。

しかしその後なんと佐川長官は財務省のNo.2*とも言えるとても偉いポジションに就任しました。しかし通常政府の高官がポジションに就任すると記者会見がありますが、行われませんでした。それどころか財務省や国税庁の入り口で姿を探す記者たちも佐川長官の姿を見かけません。彼はマスコミから逃げているようにも見えます。

逃げているということは何か悪いことをしてしまったという自覚があるからではないか、と考える人もいます。自宅にも居なかったようですが、最近都内のホテルに泊まっていることがわかりました。ビジネスホテルに一泊すると安くて約5000円から約1万円と言われています。政府の偉いポジションの人なのでおそらくこの金額よりも高い値段の部屋に泊まっているでしょう。長官に就任した7月からずっと泊まっているとしたら、どれだけ大きな金額を払っているのでしょうか。

*国税庁は財務省の中の機関です。

確定申告の時期が人々を怒らせている

2月16日から3月15日までの約一ヶ月、国民は税金を納める金額がいくらになるはずです、と税務署に申請する必要があります。これが「確定申告」です。

これは国民の三大義務「納税の義務」にあたります。この時期は日本中の人々が人が頭をうんうん悩ませながらたくさんの書類を用意します。この書類は捨ててはいけないもので、これが全てです、と正直に見せなくてはならないものです。

佐川長官がの発言としたことを振り返ってみましょう。大事な書類は「捨てた・知らない」とのこと。公文書は基本的に保存をしなくてはならないそうです。そのためこれは文書等毀棄罪(ぶんしょとうききざい)という刑事法にあたるのではないか、と指摘する人もいます。

「辞めさせたほうがいい」という意見もありますが、辞めさせてしまうと事件の真相が埋もれてしまうかもしれません。けれど財務省の責任のある立場を務めさせるのは問題があるかもしれません。辞めさせてしまうかどうかも注目されるでしょう。

16日の確定申告の初日に財務省の前で納税者が抗議するデモが行われました。財務省はこの時期確定申告を「正直にお願いします」と周知する立場です。その「正直にお願いします」を財務省や政府が守っていないのでは人々が怒るのも仕方ないのではないでしょうか。

皆さんは佐川長官に関連した出来事や発言についてどう思いますか?


参考:東京新聞『森友交渉巡る文書開示 「内部資料」財務局が保管』http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201801/CK2018012302000136.html

樋口夏穂 登録者

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