
“Shape the Dream”、夢を形作る。日々夢を追いかけながら部活動を頑張る人はとても多いと思います。
しかし高校を卒業した後、大学を卒業した後、それまでスポーツに打ち込んできた子どもの未来はどうなるのでしょうか?
それを考えながら若い力が動き始めています。NPO法人Shape the Dreamさんです。スポーツをする子も、しない子もキャリア形成のサポートをしたい、そう願って活動をしています。
“Shapeをするということ“
Shape活動は決して1パターンではありません。
プログラムは数パターンあり、ホームページでは数種類紹介されています。
▶競技に集中するあまり狭くなっているキャリア的な視野を広げる
▶チーム内でのリーダーシップを図り、競技成績にもつなげていく
▶グローバルな思考・スキルの形成
▶スポーツマンとしてのSNSとの付き合い方
どのようにShapeプログラムが行われるのか。今回はShape のみなさんに同行し、新潟県胎内市の開志国際高等学校サッカー部とのShape、そして武蔵大学野球部とのShapeの様子を取材してきました。
時代に適応するのではなく、時代をリードする
Shape the Dreamを立ち上げたのは、白木栄次さん。長年アメリカンフットボールの世界で活躍し、2014年には富士通フロンティアーズでチーム史上初の日本一に貢献しました。
身についたリーダーシップやスポーツで培ったスキルは必ずスポーツの外でも活用することができる。その機会を提供する場を創りたい。そう考えているそうです。
Shape the Dream は大人だけが運営するものではありません。これまで自らがスポーツの現場に携わってきた人がほとんどです。
開志国際高校に派遣された中島さんは水泳、熊谷さんはサッカー、中村さんは野球。武蔵大学に派遣された芦村さんはサッカーで活躍してきました。
それぞれがこれからの未来を支えたい。強くそう思っているのです。

だからこそ、ヒヤリングも行います。Shape the Dream はこれからも成長し、効果的なアドバイスにつなぐためにも統計などの収集なども行うそうです。
例えば開志国際高校でのサッカー部のプログラム終了後は、以前女子バスケットボール部でプログラムを行った顧問の先生にヒヤリングとインタビューを行いました。
これらの活動が生徒の未来を形作るヒントになるのです。
Facebookでは各地の学生アスリートとのプログラムも報告しています。